昆虫情報ブログ


<   2008年 11月 ( 2 )   > この月の画像一覧



ついに出ました!ガロアムシ

11月22日(土)、11月30日(日)に行う「がんばれ昆虫館セール」の準備をかねて、採集調査をしました。

f0177545_13302171.jpg

昆虫館のすぐ前の斜面。成虫です。産卵管があるからメスでしょう。
こんなにデカイのか!とびっくり。2cmくらいあります。
これくらい立派だと「昆虫館長」にご就任いただいても貫禄があるね。
マンディブルもでかい。かみつきます。
幼虫は、シロアリを大っきくしたみたいで、白くて軟弱。
11月30日(日)の「がんばれ昆虫館セール」で、生きた個体が展示されると思います(売り物にあらず)。


f0177545_13304320.jpg

第一発見者はK岡さん。「採れた」ときくと、がぜんやる気が出て、みんなで捜索。5、6人で1時間近くほじくったでしょうか。幼虫はけっこう出ましたが、成虫はY下くんの2匹だけでした。さすがやなあ。採集力の差が出るなあ。
私は「あっ、成虫や! あー、あー」と言ってるうちに逃げられてしまいました。
ガロアムシって、「逃げられる」というイメージはなかったですね。でも逃げられます。小石のすき間を自在に歩き、すばしっこいです。じっとしてないので、写真を撮るのもひと苦労。ムカシトンボもそうだけど、生きた化石はすばしっこいのか。
この日に来た人は、サーチングイメージができたでしょう。内海先生によると、昆虫館の庭で採ったこともあるとか。一帯にいるみたいです。採ってみたい人は、来週、がんばってください。暖まりますよ。
メクラチビゴミは、かすりませんでした。いるところ、ちがうのかな。


f0177545_1331685.jpg

夜は瑠璃寺博愛会館テラスでナイター。
ムラサキミツボシキリガが来ました。小耳のミッキーマウス。Y岡氏は糖蜜でカンピンを採っていました。いいな。


f0177545_13344617.jpg

クシヒゲシャチホコ。上品だなあ。
灯火の手前に落ちてて、右アンテナが水に濡れてます。
他に飛んで来た蛾は、アオバハガタキリガ1、ノコメトガリキリガ1、ウスキトガリキリガ1。この夜は以上ですべてでした。


f0177545_13312419.jpg

めちゃめちゃ寒かったです。強い酒も効かないくらい。冷蔵庫の空気を吸ってるみたいでした。みんな、フトンや寝袋を頭までかぶって寝ました。
人類に暖房は必要だと実感。


f0177545_13314556.jpg

紅葉はもう終わりです。瑠璃寺前の川(寺谷川といいます)は、カエデの紅い葉で埋まっていました。

(げんごろう)
[PR]
by konchukan2 | 2008-11-24 13:29 | 佐用町昆虫館


11月9日、温室内の整理作業報告。

f0177545_108264.jpg


9日の温室内の整理作業、お疲れ様でした。
八木先生にご指名いただきましたので
僭越ではありますが、山本が報告させていただきます。

10時過ぎ、昆虫館前に山本2名着く。
車を降りると寒いぐらいです。10度ないでしょう。
すでに到着されていた近藤氏、久保氏と
挨拶もそこそこに、今日の打ち合わせです。
本日は移送品の選定と11月30日に分配する鉢を分ける作業です。
皆さん続々と到着です。作業に加わります。

作業前、僕は軽い気持ちで、内海先生に
“特に思い入れのある鉢はどれですか”と、質問しました。
先生は“すべての鉢に思い入れがあります。”とおっしゃいました。
今日は生半可な気持ちではなく、気を引き締めて作業しようと心に決めました。

まずは、移送品の選定です。
付箋に種名と幹や枝にピンクのテープを巻いていきます。
内海先生に一つずつお尋ねしていきます。
~産の何々。園芸品種の何々。展示のバッタ類の餌のための物。
誰かが持ってきて引き取りに来なかったもの。
などなど、一点一点、克明にご記憶されています。
県RDB種や、採択以前にここへ来た
ワシントン条約種など貴重種も含まれています。

近藤さんのご配慮で、
移送品は三木山森林公園の温室に移されます。
これはコレクションをなるべく、ばらばらにせず一箇所にという配慮です。
屋外移植品も三木山に移植されます。
現地を内海先生に下見していただき、
種名・産地のネームプレートをつけるようにされます。
美しい園芸品種は、30日のイベントの際に、オークションなどで、
なるべく地域の皆さんの手に行き渡るようにしようということです。
コレクションの行き先はこれでひとまず安心です。

一通りテープ巻きが終わって、さてこれからが大変です。
まずは、空いた鉢などの撤去です。温室の外に集めます。
スペースを作っていきます。次はパイナップル類、ベゴニア類、ランタナなど、
たくさんある物をどんどん出していきます。みんなで鉢のリレーです。
f0177545_109146.jpg


沼島産のタマシダは走出枝を伸ばして通路で繁殖しています。
根堀でおこすとジャガイモの小さいような根茎がぶらさがって出てきます。
ユニークです(↓)。これも大きなポリ袋にまとめました。
f0177545_1092643.jpg


サトイモ科の何とか、という物ですが、
直径30センチほどの小さな鉢からぐんぐん伸びて、
大木化しています。大きな葉を広げ、どんどん気根を伸ばして
何処まで行っているのやらと、たどれば、ええ~、こんなところまで~。
というのがありました。一見の価値アリです。
(どのようにして温室から出し、運ぶのだろうか?)

昼食をはさんで、温室から出し終わって、ずらっと並べられた鉢の数を
近藤さんにチェックしていただきました。
温室内にスペースが出てきました。そこにピンクリボンのものを集めます。
次にいったん外に出した分配分のものを種類別にまとめて入れていきます。
一応これで今日の作業は終了です。

30日に分配するものは一部植え替えや剪定などが必要になるとおもいます。
これは次回の作業日、23日の仕事となります。よろしくお願いいたします。
以下、分配分のリストです。

インコアナナス・トリカラー 75鉢
アロエ 1鉢
オーニソガラム 7鉢
オクナ 2鉢
キダチベコニア  9鉢
レックスベゴニア  23鉢
クジャクサボテン 20鉢
クンシラン 4鉢
シンピジウム 3鉢
マユバケオモト 4鉢
ランタナ 11鉢
レモン 2鉢
ラン  3鉢
約  160鉢

その後、昆虫館の庭で内海先生に植物の講義を受けました。
庭には内海先生が移植された船越山周辺の貴重な植物が見られます。
庭は柵があるためにシカの食害をのがれています。

キジョランの葉にはアサギマダラの幼虫がまん丸に穴を開けています。
以前からどのようにしてあんな、まん丸な穴をあけるのだろうかと思っていました。
葉を裏返した久保氏が、あっ、と声を上げられました。
コンパスのように尾脚を中心としてぐるっと一周、
葉をかじっている幼虫を見つけられたのです。
金子女史は“このまま一周したら、地面に落ちてしまうのでは”とおっしゃった。
もしそうだとすると、まったくお茶目な幼虫です。
でも、どう考えてもそうなります。それから幼虫はどうするのでしょうか?
ご存知の学兄のみなさん、またご教示お願いいたします。(↓)
f0177545_10102465.jpg


キベリハムシの卵をビナンカズラにしばりつけておられました。来春には幼虫が出てくるでしょう。(↓)
f0177545_1095388.jpg


ウスタビガの交尾。晩秋に見られる美しい蛾です。幼虫もマユもかわいいですよ。(↓)
f0177545_10104595.jpg



今回、この作業にあたり近藤氏がリスト制作や植物の搬送先など、
数々のご配慮、段取り、手配をしていただきました。本当にありがとうございました。

最後に当日の参加者を書き加えます。
みなさんお疲れ様でした。ありがとうございました。
安岡拓郎・山下大輔・竹尾元一・山本勝也・山本航平・
久保弘幸・金子留美子・岡本俊治・近藤伸一・内海功一 
[PR]
by konchukan2 | 2008-11-11 15:47 | トピックス

    

NPO法人こどもとむしの会兵庫の虫と動植物の情報
by konchukan2
カテゴリ
全体
初蝶リレー2013
佐用町昆虫館
情報求む!
ええ虫
トピックス
未分類
以前の記事
お気に入りブログ
リンク
検索
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧