昆虫情報ブログ


明石の自宅にエゾカタビロオサムシ

 江井ヶ島の自宅で、毎晩ライトトラップをかけています。5月30日の未明、エゾカタビロオサムシ1頭が飛来しました。

 こどものころ、六甲山にはマヤサンやヤコン、クロナガなどのオサムシは、いっぱいいましたが、本種にはお目にかかれず、友達の標本箱に一頭あって、すごい珍種に見えました。その名前から、北方系で山地に産するものと長らく思い込んでいました。さらに、おろかなことに、オサムシなので翅がなく飛べないとも。

 私の標本箱には、大山、屋久島、御蔵島(東京都)の3個体があり、屋久島や御蔵島では、採集時に「飛べないので、かつて本州と陸続きだった証拠」と、一人、悦に入っていました。

 ところが、最近では都市部で夜間に、灯火に飛来するとか。自宅の白布の上に転がっているのを見て、納得。樹上生活をし、蛾の幼虫を食べているそうです。アオマツムシ同様に、都市環境の変化が、本種の生態に何らかの影響を与えているのか。それとも昔からこうだったのか、知りたいところです。そういえば、最近、アメリカシロヒトリやドクガを対象にした薬剤散布は、確かに減っていますよね。しかし、アオマツムシも減っていますよね。エゾカタビロに追いやられたって。たった一頭でも、想像は膨らみます。
f0177545_047831.jpg

2009.5.31 むしのおっちゃん・三木進
[PR]
by konchukan2 | 2009-06-01 00:49 | ええ虫

<< タテジマカミキリ      クロスキバホウジャクの交尾 >>

NPO法人こどもとむしの会兵庫の虫と動植物の情報
by konchukan2
カテゴリ
全体
初蝶リレー2013
佐用町昆虫館
情報求む!
ええ虫
トピックス
未分類
以前の記事
お気に入りブログ
リンク
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧